すぎなさんの五首選 「庭」

おはようは坂のてっぺん ジグザグに蜜柑畑をぬければ予鈴

理科室の三本脚の木の椅子に海をゆめみる理由を告げた

手を挙げる勇気がなくて校庭の真上にのぼる気球をみてた

かんむりを消毒しましょう日光と水がいっしょにふりそそぐ日に
   
校庭は鳥獣保護区のまんなかでおおきな春に守られていた


                   すぎな野原をあるいてゆけば より

 たくさんの言の葉の中から、心に残ったお歌を集めました。
 1首ごとのお題の他に、10首ごとにテーマを決めて詠むという
取り組み方、私には難しさも2倍になるような感じがしました。が
見事に10の世界を創り上げてあり、ただただお見事!と拍手を
送りたいと思いました。

 そのテーマの枠を外して集めたお歌の順番を入れかえたりしな
がら(邪道といわれそうですが)私の中に「すぎなさんの世界」を
創り上げてみました。

 その中にいる時には気づかなかった、守られている幸せ。その
幸せを感じられる大人になれたことの幸せ。「庭」とは、うちなる
幸せの象徴なのかもしれません。

 すぎなさん、ありがとうございました。
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by sakura-3rd | 2008-11-24 23:51 | 百歌繚乱~題詠~ | Trackback | Comments(0)

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