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純粋だから、分かち合える傷がある。

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 KIDS を観ました。

 母娘で、まんなかわけの研修医(「医龍1・2」)を演じていた小池徹平くんの
ファンになりました。大人にならないハリー・ポッター(笑)であり、にっこり笑顔
がとても可愛くて♪なんとも純朴そうなキャラが魅力的です。

 その小池徹平くんをアサト役に抜擢した人は偉い!
 長すぎる前髪がうっとうしかったのですが、それが周囲の目を気にしすぎて、
おどおどしているアサトにはぴったり似合っていましたね。自分のことを信じ、
痛みをわけあってくれる友達を得たことで自信をつけたアサトが、ラストシーン
ではしっかり前髪を真ん中わけにして(笑)にこにこの笑顔が全開でした。

 顔の傷を消してあげたことで去って行ってしまった恋人が、再び戻ってきた
時のシーンの 「おかえり(^^)」 は、かな~り胸キュンでした♪

 それに対して、アサトの母親役を演じた斉藤由貴・・・・こわかった~!!
笑顔のままで我が子を「化け物」呼ばわりして、「生まれてこなきゃ良かった
のに」っていうシーンでは、背筋がゾーッとしました。怒り狂って言われるより
はるかにおそろしい・・・・笑顔の魔力。それにしても、いくら映画の中とはいえ
「なんてこと言うんだ、この母親は!!」って腹が立ちます。「生まれてこなきゃ
良かった」なんて、絶対に母親の口からはききたくない台詞ですものね。

 そんな衝撃的な言葉を投げつけられて自暴自棄になったアサト。
 橋の上での事故で怪我をした人たちから、たくさんの傷を自分の身体にうつ
しながら、死んでしまうのかと思いました。心配して駆けつけてきたタケオに、
「半分オレによこせ!」って言われても、アサトはにっこり微笑んだまま死んで
しまうのだろう・・・・って。

 ところが、同じシーンを観たわが母の感想は、
「(半分じゃなくて)全部、タケオにうつしちゃうのかと思ったのに。」でした。
 私以上に、徹平くんファンの目線なんだから、ホント驚きですわ・・・・

 でも、絶望したまま死んでしまうエンディングじゃなくて良かったです。そう
まんなかわけの研修医くんもそうでしたが、どん底まで落ち込んでも支えて
くれる人がいる限り、しっかりと顔を上げて立ち向かっていく強さが徹平くん
の魅力ですもの♪ このアサトでも、それは存分に発揮されていましたよ。

 心と身体に深い傷を負っていても、その傷から逃げずに立ち向かっていけ
ば、笑顔で生き抜く力がきっと湧いてくる!

 ひとりではくじけてしまうことも、自分を信じて痛みも笑顔もわけあって
くれる友達がいれば、きっと強くなれる!

 痛いシーンもあって、顔をそむけたりもしましたが、この映画、ちゃんと
最後は笑顔になれました♪
 
 ・・・・で、若い二人を見守るタケオくん(玉木宏)が、妙におっさん入って
いるように感じたのですが、それはちょっとしたご愛嬌ってことかしら。(笑)
はい、玉木宏ファンではありませんから、私。




 ある日、街にやってきたアサト(小池徹平)と、常連客で街の工場で働いているタケオ(玉木宏)は出会った。アサトがテーブルの塩のビンを手も触れずに引き寄せるのを見たタケオが興味を持って話しかけたのだ。顔立ちにどこか幼いところがあり、性格も内気なアサト。夢も希望もなく、過去、傷害罪で捕まったこともあるほど荒んだ生活を送っているタケオ。一見、共通点のない2人だったが、街のチンピラにからまれたアサトをタケオが救ったことから、友情で結ばれていく。しかし、アサトには特殊な能力を持っているという秘密があった。そしてもうひとつ、ある事情で保護観察下に置かれていたのだ。アサトはタケオの身体の傷を自分に移したことをきっかけに、人の傷を自分に移すことができることに気付く・・・・。

 「傷の深さも痛みも半分ずつ」「二人で割ってはんぶんこだね」「人の涙ではなく笑顔がみたい」。アサト達は、ダイナーで働く、顔に傷を負った女性シホ(栗山千明)と仲良くなり、3人で笑い合う日々が続いた。しかし背負った過去から逃れるかのように怪我を負った人の傷も、子供たちの傷も、自らの身体に移し続ける。徐々に全身傷だらけになっていくアサト。タケオの制止を聞き入れず、治療できない傷まで自分の身体に移す。明るい笑顔と外見のなかで、自分の心をさらに痛めつける様なアサト。それでは本当の心の傷は治せないと考えたタケオは、ひとつの解決法を提示するのだった。アサトとタケオ、そしてシホの揺れ動く関係。だが、アサトとタケオに、それぞれが抱える心の傷と向き合う瞬間が訪れ・・・・。(HPより)

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           徹平くんのkissシーン  「いいなぁ・・・・」

by sakura-3rd | 2008-03-05 01:23 | 映画&読書