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堺・ミュシャ館

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☆ 2008年2月2日(土) ☆

 堺市立文化館 アルフォンス・ミュシャ館 に行って来ました。

 貸切状態の静かな館内で、大好きなミュシャの絵に囲まれ・・・・
幸せな時間を過ごしてきました。たくさんの花や流れるようなシルエットの
美しい服を身にまとっているふっくらとした女性から、あったかい雰囲気を
感じます。また、背後に描かれることの多い円から、まあるい安心感が放
たれているようで、私は好きです。

 「ウミロフ・ミラー」という油彩の作品は、中央に全身が映る鏡がはめ込ん
であり(というより、鏡の周囲に絵を描いたのかもしれません)そこに映って
いる自分も、彼の絵の中の女性になったような気がして嬉しかったです♪





   企画展「花と女性 ―ミュシャ・スタイルの精華―」

 図案化された可憐な花々と魅惑的な女性たち。これらはアルフォンス・ミュシャ(1860-1939)の芸術に欠かせない装飾的なモティーフです。ミュシャは季節の移ろいや咲き乱れる花々など、自然が与えてくれる「美」を積極的に作品に取り入れました。また、確かな技術に支えられた女性の描写は、彼女たちを生身の人間から女神のように神格化された存在へと高めています。このようなミュシャ独自の世界はミュシャ・スタイルと呼ばれ、多くの追随者を生み出すほどの人気を博しました。

 本展では、第1部を「女優と花」「渦巻く花」「季節の花」「花と乙女」など花と女性に焦点を当てたテーマで構成し、19世紀末に生まれたアール・ヌーヴォーという装飾美術の特性を展観します。第2部では、ミュシャが繰り返し用いた円形モティーフと女性との組み合わせを分析し、現在も人々を魅了し続けるミュシャ・スタイルの秘密を探ります。

 今回の企画展では、ポスターや装飾パネルなどの代表作から、ポストカードやメニューといった小物類まであわせて約100点の所蔵作品を展示します。

by sakura-3rd | 2008-02-05 21:49 | お出かけ