カテゴリ:題詠2008(100首)( 109 )

100首一覧

001:おはよう

百歳(ももとせ)に近づきし祖母の「おはよう」は
    ゆったり微笑む雛(ひいな)の如し


002:次

中次(なかつぎ)のようです もうすぐ父母は愛し愛され♪半世紀


003:理由

この鼻がひくい理由まで なんとなくいとおしくなる家族写真


004:塩

初孫の宮参りする塩釜に子平(しへい)蝋梅甘くほころぶ


005:放

春の野ですくいし希望遙かなる碧瑠璃(あをるり)色の光を放つ


006:ドラマ

水満ちて解き放たれし大飛龍 ドラマティックに桜舞い散る


007:壁

菜の花の壁の彼方に山笑う ゆらめく春にきらめく少女(をとめ)ら


008:守

清らなる杜の都の桜守り 千代八千代まで想ひ伝へよ


009:会話

東風吹きて柳(りゅう)と桜(おう)とが会話せり 都の春ぞいと美しき


010:蝶

春空をこの胸の中に抱きしめる 蝶と光のカノン聴きつつ


011:除

麗らかな比売神たちがひそやかに除幕式して春のお目見え


012:ダイヤ

球児らがダイヤモンドで風になる 蒼い玉響(たまゆら)輝ける春


013:優

○つけの赤ペン止めて見直せば 笑みがこぼれる一喜一優


014:泉

元禄のSAMURAI眠る泉岳寺 散り行く花に赤の残像


015:アジア

春風が黄砂のにほひ運びたり アジア色のストールを買う


016:%

北国の桜色した風の中 輝く笑顔1000%


017:頭

栄西の生誕祝う四つ頭 時代を越えて喫茶一服


<018:集>

菜の花の黄色桃色桜色 春を集めて空に飾ろう

019:豆腐

ほんのりと淡き月夜にふたりして食す豆腐はおぼろに甘く


<020:鳩>

飛ぶ鳥の明日香思へば いにしへの斑鳩宮にも花ぞ散るらむ


<021:サッカー>

初恋は雲ひとつない青空にサッカーボールとゆれる桜


<022:低>

霞立つ三笠の山を駆け抜けた風神 紫雲低くたなびく


<023:用紙>

手のひらで春夏秋冬つつみこみ 季節の用紙をつくりましょう♪


024:岸

教室でチャコの海岸物語 ”心から好き”のあとはハミング


025:あられ

片手上げ 「んちゃ!」 と元気にご挨拶 私は立派なあられ世代


<026:基>

こっそりとさくら♪の基を教えます どこまで聴くかは選べますけど


027:消毒

アルコール消毒綿になでられて 肌がほんのり照れております


<028:供>

お供してまいりましょう 霞立つ吉野の山の花散る里へ


029:杖

ダブダブのズボン チョビ髭 カラフル杖(ステッキ) クルクルまわし タップを踊ろう


<030:湯気>

花びらがふわ~っと笑う桜茶の淡い湯気立つanniversary


031:忍

夏の夜の「しゃばけ」わーるど
            あやかしの忍び笑いがきゅわわ、きゅわわ


032:ルージュ

地冴え真白き道を昂然と行く女王のパピヨンルージュ


<033:すいか>

好きだった彼の名前を「すいか」って書いてまわした交換日記


034:岡

「数学は生き物だよ」と岡博士気取るアヤツ、嫌いじゃないけど


035:過去

理科室でラベンダーの香につつまれて時をかける 迷わず過去へ


<036:船>

月待ちて船乗り出せば海原に光の雫さやけかりこそ


037:V

きみにしか聞こえない声届けよう 見えない糸でつながるVadafone


038:有

有能な人に与えし冠なれば蔭位の冠を凌ぎ輝け


<039:王子>

秋風に心誘われ熊野へと九十九王子を探し行く道


<040:粘>

忘れたいなら青い飴粘りたいなら赤い飴 甘いのはどっち?


<041:存在>

I'll stay by your side forever とても大切な存在だから


<042:鱗>

夕暮れに揺られて揺れる鱗雲にじむ視界に茜色染む


<043:宝くじ>

シンバルがドラマティックにシャン!と鳴りバロック世界に宝くじ舞う


044:鈴

静謐な神気震わす五十鈴の音人智を超えたる天川の夜


045:楽譜

響き合う和声に乗せて天上へ楽譜にこめしバッハの祈り


<046:設>

この道のどこにGOALを設けよう つないだ指のその先にきく


<047:ひまわり>

あをによし奈良の大地に咲き誇るひまわりたちの力強さよ


048:凧

凧の絵はチーム写楽に依頼した ピアノでも弾いて春を待とうか


<049:礼>

「ありがとう」ささやきながら抱きしめる君にお礼のkissを贈ろう


<050:確率>

ねぇ明日、秋雨が降る確率は? 春の地に住む君に尋ねる


<051:熊>

熊という文字を「ゆう」と読むなんて知らなかったよ君に会うまで


<052:考>

透き通る卵のようなきみだから守るか壊すか考える朝


<053:キヨスク>

遠恋のふたりだからねいつだってキヨスク前が待ち合わせ場所


<054:笛>

暗闇にひとすじ走る稲妻や龍笛の声天に響ける


<055:乾燥>

乾燥し砂嵐舞う彼の国で会えし瞳にオアシスを見る


<056:悩>

「相談にのるよ」とじっと見つめられ 悩みなき笑み隠しうつむく


<057:パジャマ>

あと一歩踏み出すために必要な儀式おこなうパジャマホリディ


058:帽

帛紗とり烏帽子飾りのおさらいし凛として立つ端午の茶会


059:ごはん

天高くわれ肥ゆる秋 とびきりの栗ごはんをば食す 小布施にて


060:郎

銀幕のスタア石原裕次郎 「センセイのパパ?」と平成っ子


061:@

左には右より多い選択肢 @(アットマーク)も迷路の道も


<062:浅>

蒼が散り空と海とがとける時まどろむきみの浅き夢みし


<063:スリッパ>

お揃いのスリッパ並ぶ玄関で「ただいま」のkiss「おかえり」のkiss


<064:可憐>

誕生日迎えるたびに可憐さをひとつふたつと積み重ねおり


<065:眩>

どこよりも杜の都の木漏れ日の眩しさが好き 家に帰ろう


<066:ひとりごと>

「何作ろ」 いつもの調子でひとりごと
      「シチューが食べたい」 今日からふたり


067:葱

葱きらい茗荷もきらいにおいがヤ! 子どものような自分がきらい


<068:踊>

軽やかに今宵ふたりで踊りましょう お気に召すまま朝がくるまで


<069:呼吸>

目を閉じて心開いて深呼吸 森のちからと海のいのりを


070:籍

新しい学籍簿抱き階段を駆け上る春さくらがヒラリ


<071:メール>

披露宴メールがつなぐ赤い糸私の分もないかと探す


072:緑

七色の虹のまんなか緑色 にっこり笑うみどりちゃん色


<073:寄>

枕辺に寄せては返す波の音 夢のまにまに君を想へり


<074:銀行>

しあわせを積み立てできる銀行は笑う通帳が目印です


075:量

縁側で量子力学語るきみ シュレーディンガーは昼寝中だよ


076:ジャンプ

トーマスのTシャツ似合う男の子 ジャンプとスキップどっちが得意?


<077:横>

言霊が漂う夜はゆらゆらと照れくさそうに横を向く月


078:合図

二十億光年かけて合図する 花粉症との違いに気づく?


079:児

生きる意味愛する意味を問うための試練というか小児病棟


<080:Lサイズ>

太陽の恵みを受けた愛情は両手いっぱいLLサイズ


081:嵐

遠くから見守ってるね 青空に黒い雲入り嵐来るとも


082:研

ガリレオは不在でしょうが第13研究室を目指して歩く


083:名古屋

「いま名古屋。明日はどこにいるでしょう?」答えが欲しい探して欲しい


<084:球>

春色の地球をぎゅっと抱きしめるあなたをずっと見つめていたい


<085:うがい>

泣きそうで止めた言の葉 ほろ苦いうがい薬とともに吐き出す


086:恵

きみが弾く「いとしのエリー」きくたびに恵理も絵里子もズルイと思う


<087:天使>

一度だけ天使になれるなら今夜初雪の花にそっと隠れて


088:錯

深海で息をひそめる彼の人が夢か現か錯乱する夜


089:減

好きなもの集めてみたらため息が笑顔にかわり・・・ほら、良い加減


<090:メダル>

決意して見上げた空にキラキラとメダルのように輝く朝陽


091:渇

負け犬は渇に臨みて井を穿つAround40なんとかなるさ


092:生い立ち

さっくりと生い立ちの記を書き上げて春の岸辺をお散歩しよう


093:周

世界一小さなリゾートアイランドゆっくり一周やしの木2本


<094:沈黙>

あなたとねずっと一緒にいたいから沈黙よりも会話しようよ


<095:しっぽ>

陽だまりでまん丸くなる猫抱いて覗き見してる地球のしっぽ


096:複

いいんだよcomplex numberでも複素数には愛(=ⅰ)があるもの


<097:訴>

ジッと目で訴えるよねいつまでも出会った頃の恥じらい秘めて


<098:地下>

地下深く眠りしきみの刹那的心の叫び歓喜に変わる


099:勇

有翼の勝利の女神勇躍し高まる鼓動未来を駆ける


100:おやすみ

ねぇあなた、ひとりぼっちとひとりきりの違いがわかる?おやすみなさい
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by sakura-3rd | 2008-11-13 02:15 | 題詠2008(100首) | Trackback | Comments(0)

100首一覧 (51~100)

051:熊

熊という文字を「ゆう」と読むなんて知らなかったよ君に会うまで

052:考

透き通る卵のようなきみだから守るか壊すか考える朝

053:キヨスク

遠恋のふたりだからねいつだってキヨスク前が待ち合わせ場所

054:笛

暗闇にひとすじ走る稲妻や龍笛の声天に響ける

055:乾燥

乾燥し砂嵐舞う彼の国で会えし瞳にオアシスを見る

056:悩

「相談にのるよ」とじっと見つめられ 悩みなき笑み隠しうつむく

057:パジャマ

あと一歩踏み出すために必要な儀式おこなうパジャマホリディ

058:帽


帛紗とり烏帽子飾りのおさらいし凛として立つ端午の茶会

059:ごはん


天高くわれ肥ゆる秋 とびきりの栗ごはんをば食す 小布施にて

060:郎


銀幕のスタア石原裕次郎 「センセイのパパ?」と平成っ子

061:@


左には右より多い選択肢 @(アットマーク)も迷路の道も

062:浅

蒼が散り空と海とがとける時まどろむきみの浅き夢みし

063:スリッパ

お揃いのスリッパ並ぶ玄関で「ただいま」のkiss「おかえり」のkiss

064:可憐

誕生日迎えるたびに可憐さをひとつふたつと積み重ねおり

065:眩

どこよりも杜の都の木漏れ日の眩しさが好き 家に帰ろう

066:ひとりごと

「何作ろ」 いつもの調子でひとりごと
      「シチューが食べたい」 今日からふたり

067:葱


葱きらい茗荷もきらいにおいがヤ! 子どものような自分がきらい

068:踊

軽やかに今宵ふたりで踊りましょう お気に召すまま朝がくるまで

069:呼吸

目を閉じて心開いて深呼吸 森のちからと海のいのりを

070:籍


新しい学籍簿抱き階段を駆け上る春さくらがヒラリ

071:メール

披露宴メールがつなぐ赤い糸私の分もないかと探す

072:緑


七色の虹のまんなか緑色 にっこり笑うみどりちゃん色

073:寄

枕辺に寄せては返す波の音 夢のまにまに君を想へり

074:銀行

しあわせを積み立てできる銀行は笑う通帳が目印です

075:量


縁側で量子力学語るきみ シュレーディンガーは昼寝中だよ

076:ジャンプ


トーマスのTシャツ似合う男の子 ジャンプとスキップどっちが得意?

077:横

言霊が漂う夜はゆらゆらと照れくさそうに横を向く月

078:合図


二十億光年かけて合図する 花粉症との違いに気づく?

079:児


生きる意味愛する意味を問うための試練というか小児病棟

080:Lサイズ

太陽の恵みを受けた愛情は両手いっぱいLLサイズ

081:嵐


遠くから見守ってるね 青空に黒い雲入り嵐来るとも

082:研


ガリレオは不在でしょうが第13研究室を目指して歩く

083:名古屋


「いま名古屋。明日はどこにいるでしょう?」答えが欲しい探して欲しい

084:球

春色の地球をぎゅっと抱きしめるあなたをずっと見つめていたい

085:うがい

泣きそうで止めた言の葉 ほろ苦いうがい薬とともに吐き出す

086:恵


きみが弾く「いとしのエリー」きくたびに恵理も絵里子もズルイと思う

087:天使

一度だけ天使になれるなら今夜初雪の花にそっと隠れて

088:錯

深海で息をひそめる彼の人が夢か現か錯乱する夜

089:減


好きなもの集めてみたらため息が笑顔にかわり・・・ほら、良い加減

090:メダル

決意して見上げた空にキラキラとメダルのように輝く朝陽

091:渇


負け犬は渇に臨みて井を穿つAround40なんとかなるさ

092:生い立ち


さっくりと生い立ちの記を書き上げて春の岸辺をお散歩しよう

093:周


世界一小さなリゾートアイランドゆっくり一周やしの木2本

094:沈黙

あなたとねずっと一緒にいたいから沈黙よりも会話しようよ

095:しっぽ

陽だまりでまん丸くなる猫抱いて覗き見してる地球のしっぽ

096:複


いいんだよcomplex numberでも複素数には愛(=ⅰ)があるもの

097:訴

ジッと目で訴えるよねいつまでも出会った頃の恥じらい秘めて

098:地下

地下深く眠りしきみの刹那的心の叫び歓喜に変わる

099:勇


有翼の勝利の女神勇躍し高まる鼓動未来を駆ける

100:おやすみ


ねぇあなた、ひとりぼっちとひとりきりの違いがわかる?おやすみなさい
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by sakura-3rd | 2008-11-13 01:58 | 題詠2008(100首) | Trackback | Comments(1)

完走報告(さくら♪)

 初参加の題詠100首、なんとかギリギリのところでゴールに
すべりこんだ感じのさくら♪です。

 100のお題を見た時、わくわくした気持ちになったことを今でも
はっきり覚えています。・・・・が、いざ考え始めると・・・・難しい。
 あれこれ浮かんできて、なかなかひとつに決められないお題。
 全然イメージが広がらず、なんとなくごまかしてしまったお題。

 3月・・・001~010   4月・・・011~017
 5月・・・018~024   6月・・・なし
 7月・・・025~030   8月・・・031~037
 9月・・・038~044  10月・・・045~100

 計画性もなく、冷や汗もののゴールでした。

 そして、この「完走報告」をトラックバックするにあたり、主催者さま
の注意・・・・「001:おはよう」から「100:おやすみ」まで、すべての歌の
投稿を終えられたら、100首のチェックを済ませ(ルール<投稿の仕方>
18参照)、完走報告をお願いします。・・・・に沿ってチェックをしていたら、
タイムアップ!となってしまいました。

 はい、こうやって書いていますが、この「完走報告」はトラックバック
することはかないません・・・・なんとも不完全な完走(?)ということに
なってしまいました。

 また、鑑賞用にと思って設けた「百歌繚乱」も放置した状態になって
しまったこと、残念に感じています。(まぁ、こちらは、これから再開す
る予定ではいますが。)

 100首、どうにかこうにか詠んでみて、自分の中にある、言葉にし
てこなかった気持ちや懐かしい想い出を、歌に託すことができたか
なぁ・・・・(♪♪♪をクリックすると、ちとハズカシイものもあるけど)

 おつきあいくださった皆様、ありがとうございました。
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by sakura-3rd | 2008-11-01 19:51 | 題詠2008(100首) | Trackback | Comments(2)

100:おやすみ(さくら♪)

ねぇあなた、ひとりぼっちとひとりきりの違いがわかる?おやすみなさい

よろしければ
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by sakura-3rd | 2008-10-31 01:23 | 題詠2008(100首) | Trackback | Comments(2)

099:勇(さくら♪)

有翼の勝利の女神躍し高まる鼓動未来を駆ける

♪♪♪
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by sakura-3rd | 2008-10-31 00:11 | 題詠2008(100首) | Trackback | Comments(2)

098:地下(さくら♪)

地下深く眠りしきみの刹那的心の叫び歓喜に変わる
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by sakura-3rd | 2008-10-31 00:01 | 題詠2008(100首) | Trackback | Comments(0)

097:訴(さくら♪)

ジッと目でえるよねいつまでも出会った頃の恥じらい秘めて
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by sakura-3rd | 2008-10-30 23:51 | 題詠2008(100首) | Trackback | Comments(0)

096:複(さくら♪)

いいんだよcomplex numberでも素数には愛(=ⅰ)があるもの

♪♪♪
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by sakura-3rd | 2008-10-30 01:17 | 題詠2008(100首) | Trackback | Comments(2)

095:しっぽ(さくら♪)

陽だまりでまん丸くなる猫抱いて覗き見してる地球のしっぽ
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by sakura-3rd | 2008-10-30 01:13 | 題詠2008(100首) | Trackback | Comments(0)

094:沈黙(さくら♪)

あなたとねずっと一緒にいたいから沈黙よりも会話しようよ
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by sakura-3rd | 2008-10-30 01:11 | 題詠2008(100首) | Trackback | Comments(0)