盛岡・華麗な近代美人画の世界

d0137604_0113780.jpg
☆ 2008年2月11日(月) ☆

 岩手県立美術館 に行って来ました。

 見たいと思っていた美人画(特設展)の最終日にすべりこむために、雪のない東北道を北上して盛岡まで。雪化粧の岩手山を横目に見ながら、久々のロングドライブ♪
 お目当ては大好きな上村松園さんの美人画だったのですが、他にもたくさん心に残る絵と出会うことが出来ました。

d0137604_22474946.jpg

                「桜狩の図」 上村松園
 
            五つ紋の桜の振袖がとても綺麗でした。
           ひらひらと舞い散る桜の花びらがふうわりと
           流れる風の道を見せてくれました。
            五つ紋の無地の着物の侍女のちらりと
           見える高麗屋縞の襦袢がなんともお洒落♪

d0137604_0121135.jpg

                  「後の月」 石井滴水

         波に千鳥の着物、緑の揚羽蝶の着物、どちらも動きが
        ある模様なのに、宴がはねた後の静かな佇まいを邪魔
        していないのが心地良く感じました。群青と深緑の中に
        襦袢の朱色が映えていますね。
         三味線や謡本の始末も後回しにして、熱心に辻占を
        読んでいるふたり。若いなぁ・・・・
         伊万里の鉢に入ったかりんとうもおいしそうでした。

d0137604_23442944.jpg

                  「花簪の女」 山川秀峰

        特別展会場の入口に飾られていた赤姫さん。
        白粉を刷いた唇に紅指でのせたほんのりした赤が
       初々しさの中にも艶かしい色気を感じせ、思わず足を
       縫いとめられてしまいました。

        この方の絵はもう一作、強い印象を受けたものが
       ありました。葛葉狐を画題にした「安倍野」です。
         (画像はこちら→ 西宮写真ニュース

        一面の秋の野に、透けるように描かれた白狐と葛
       の葉の裾模様が、とても幻想的な雰囲気を醸し出し
       ていました・・・・が、これを「美人」と見るかと問われ
       れば、首をかしげてしまうかもしれません。お狐様が
       化けた女、というイメージにはピッタリだったのですが。
     ~恋しくば尋ね来て見よ和泉なる信太の森のうらみ葛の葉~


 この他にも私の好きな桜や子猫を一緒に描いた美人画がいくつかあり
目の保養&心の滋養となりました。
[PR]

by sakura-3rd | 2008-03-02 22:22 | お出かけ | Trackback | Comments(0)

トラックバックURL : http://sakura3rd.exblog.jp/tb/7364622
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。