京都・高台寺

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☆ 2008年2月3日(日) ☆

 高台寺の夜咄茶会 に行って来ました。

 一度は参加してみたいと思いつつ、ひとりではなかなか足を踏み入れ
られずにいました。今回はうみうさぎさんがご一緒してくださることになり
とても楽しみにしていました。

 午後5時過ぎ、受付を済ませて待合へ。

 「今夜は節分なので、祇園のあたりでお化けに遭うかもしれませんよ」
という興味深いお話を伺いながら席入りを待ちました。今夜の夜咄茶会
でお釜をかけてくださるのは、表千家&裏千家の合同社中(?)の方々。
(ちなみに三千家の残りのひとつが、武者小路千家です。)

 手燭の灯のほのかな揺らめきに導かれて、暗い廊下を進み、席入り。
お点前さんと炉をはさんで相対する席につかせていただきました。
 広間の中にはいくつかの燭台に和蝋燭が灯されていました。揺れ動く
光によって作り出された陰影がなんとも幻想的な空間を生み出し、そこ
では、静かな時間がゆったりと流れているように感じられました。

 「夜咄」とは、寒い冬の夜長を楽しむために考え出されたお茶事です。
 そこで、あたたかいおもてなしの主役となったのが、夜の闇を照らし出
す光(=灯油・・・菜種油を使った大変贅沢なもの)だったことを、今回の
お茶会で少し味わうことができました。
      ↓
 経験不問のお茶会だけに、薄茶だけだったのが、ちょっと物足りない
感じがしました・・・・もう少しあの幻想的な時間を楽しみたかったという
のは、贅沢な不満でしょうか。



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              ☆ 利休形 短檠(たんけい) ☆



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              ☆ 床  「春千林入処々鶯」 ☆



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              ☆☆ 七宝皿  「楽器尽」 ☆☆
          御霊屋の須弥壇に描かれている模様を写したもの



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         ☆☆ 手桶 高台寺蒔絵 六代宗哲作 江戸時代 ☆☆
             高台寺蒔絵の特徴は、梨地に金の平蒔絵
            霊屋の厨子の扉に描かれている秋草の模様と
                 豊臣家を表す、菊・桐紋



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           ☆☆ 炉縁 蒔絵 花筏  即中斎極 ☆☆
          霊屋の内陣の階段に描かれている花筏の模様
          奥に見える花押は、表千家13代即中斎(1901-79)

***

 お茶会終了後、開山堂・霊屋・傘亭・時雨亭と、ご案内いただきました。
 ライトアップされた臥龍池と竹林の景色が素晴らしかった!
(とてもデジカメの画像では再現できませんので、一度、足をお運び下さい。)

 ~幻想的な・光の空間で・遊ぶ~ 夜咄茶会でした。




  会記

待合
   梅画賛   建仁寺管長 竹田益州老大師筆


   春千林入処々鶯

飾   石昌水石   鉢金襴手
服   七宝皿楽器尽
香合  黄交趾    露石作
釜   広口政所釜  常什
炉縁  蒔絵 花筏  即中斎
水指  手桶 高台寺蒔絵 六代宗哲作  江戸時代
茶器  高台寺桜木にて  宗旦好菊桐蒔絵  十一代宗哲作 即中斎
茶杓  煤竹銀地松梅蒔絵
茶盌  黒掛分 不二 琮山作
     香炉秞 勅題 火  政所窯
     干支茶盌 ねづみ  寿宝作
蓋置  日乃出鶴  瑞豊作
建水  常什

菓子器  八角籠目食籠
菓子    うぐいす  松寿軒
干菓子器 青海盆 十一代宗哲作
茶     建久の白  祇園辻利
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by sakura-3rd | 2008-02-15 21:49 | お出かけ | Trackback | Comments(0)

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